Kaizen Platform のエンジニアインターンのご紹介

Kaizen Platform で開発組織の部長をしているKawabeです。
今回は、エンジニアインターンの取り組みについてご紹介します。

インターンの取り組みの歴史

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Kaizen では創業当初よりインターン生が活躍してきてくれているのですが、開発組織でエンジニアの1人目のインターン生がジョインしてくれたのは2019年でして、実は長い歴史がある訳ではありません。

2017年頃までの採用方針はどちらかというと即戦力重視の傾向があり、開発チームではインターン生の受け入れはしていませんでした。

その後、将来的な開発チームのスケールを見据えて採用方針やチームのあり方を見直し、オンボーディングプロセスの標準化や若手採用の推進、勉強会・読書会などのチーム力強化の取り組みをおこなってきました。

そして2019年にインターン生の受け入れ開始し、2021年現在では4名のインターン生が活躍してくれています。

インターンの働き方・指針

夏季・冬季休暇に短期集中型で参加してもらうようなものではなく、定常的に週に何日か稼働いただくスタイルをとっています。 もちろん時期によって忙しさは変わるので、「卒論・修論前はしばらく稼働を減らしたい」「夏季休暇はガッツリ働きたい」といった変動には柔軟に対応しています。

インターン生を受け入れるにあたっては、極力ほかのエンジニアと同じ環境で働いてもらいたいという指針をもっています。

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AWS re:Invent に初めて参加して分かったこと

SRE Group Managerの前田です。 2019年12月02日〜06日にラスベガスで開催されたAWS re:Inventに参加してきたので、 初参加者の視点で分かったことなどを忘れないうちにまとめました。次回以降で参加する人の参考になれば幸いです。

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TL;DR

  • 経験者、re:inventの事前交流会でもらった助言を実践する
  • とにかく体力勝負
  • re:Inventはセッション予約の段階から始まっている
  • EXPOを見ると流行が分かる
  • 非エンジニア職やAWSに詳しくない人も多く参加している
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PulumiでECS環境を構築する

SREの本田(@mov_vc)です。

Kaizen Platformではインフラ構築にPulumiを採用し始めています。今回は、Pulumiの基本的な説明+ECS環境をPulumiで構築した手順をまとめました。結論から言うとPulumi、かなり便利なので、導入を考えているよ〜という人はぜひ読んでみてください。

TL;DR

汎用言語で書ける

TypeScript, JavaScript, Pythonで記述できます。

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依存関係解決してくれる

リソース間に依存関係があってもPulumiさんがよしなにやってくれます。

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WebUIやべーじゃん

WebUIはこんな感じでプロジェクト、環境一覧画面があり、イケてます。

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作業履歴とかもWebUIで確認できる

環境ごとのstate情報、Pulumi作業履歴などが確認できます。

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開発めっちゃ活発

リリースサイクルが週1ペース。ちゃんと寝てる???

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ぷ…Pulumiってなによ…

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公式:

https://www.pulumi.com/

terraformとの比較(公式の主張):

https://www.pulumi.com/docs/intro/vs/terraform/#pulumi-vs-terraform

slackグループ:

https://slack.pulumi.com/

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「not 緊急 but 重要」に取り組む1週間 / Kaizen Week #7を開催しました

こんにちは、つくばからリモートワークしている池田(@ikedaosushi)です。 Kaizen Platformでは定期的に「Kaizen Week」という取り組みをしています。 これは、 日常のプロジェクトを一時停止し、普段の業務では優先度を上げずらい「リファクタリング」「新しいツールの導入」などのタスクに1週間取り組もう、というイベントです。最近では3ヶ月に一度開催されています。

この記事ではKaizen Platformではなぜ「Kaizen Week」に取り組み、どんな工夫をしているのか、どんな成果が得られたのかを書きます。

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若手エンジニア × CTO 対談(後編) ~ Kaizen Platformの課題とこれから

昨年入社した2名のメンバーがCTOへ赤裸々に内情を語る本対談。
後編では、Kaizen Platformにおける課題感や、今後目指したい事について語ってもらいます。

前編はこちらから

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【インタビュイー】

Kaizen Platform 徳田 祥
徳田 祥(アプリケーションエンジニア)
2018年7月入社。以前はドコモやニフティグループでPM, エンジニアとしてWebサービスの開発や保守、立ち上げなどを行う。Kaizen Platformにはバックエンドエンジニアとして入社したが、フロントエンド、PdM含め色々手を出している。料理と酒と温泉が好き。23歳。Twitter: @haze_it_ac


Kaizen Platform 木暮勇人
木暮 勇人(アプリケーションエンジニア)
2015年 筑波大学大学院 システム情報工学研究科を卒業。同年株式会社じげんに新卒のエンジニアとして入社。学生時代からビジネスに興味があり実際にやっていたこともあり、エンジニアとして保守/新規開発に携わるだけでなく、直接売上やビジネスに関わるような分析から施策の提案、そして実装までを通して行う。 Kaizen platformにはバックエンドエンジニアとして2018年7月入社。バックエンド以外にもPdMやたまにフロントエンドにも手を出している。

【インタビュアー】

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渡部 拓也(取締役CTO&COO)
2004年 一橋大学商学部卒業。同年NTTコミュニケーションズ株式会社に入社、その後、株式会社グラファイトやニフティ株式会社などでエンジニアとして数々のプロジェクトに参画し、クライアント/サーバ型システムの構築やインターネットサービスの開発に携わる。2010年にグリー株式会社Native Game事業本部で開発と事業の責任者を務める。2014年スマートニュース株式会社で広告プロダクトマネージャを務め、2016年10月にKaizen platform, Inc.参画、2017年2月にCTOに就任。2018年4月より株式会社Kaizen Platform 取締役に就任。 好きな飲物はハイボール。

ここは課題だと思うところは?

渡部:今聞かせてもらった話とは逆で、もっとこういう会社になったらいいのになぁとかこういうところは課題だと思うところはある?


徳田:リモートワークの人が多いからなのかはわからないですが、コミュニケーションは少ないと思います。SlackやQiita:Teamで発信している人のことはわかるのですが、そういうツールでのコミュニケーションやアウトプットがない人のことはわからないというのは課題に感じます。
そういう意味で、会社全体の一体感があまりないように感じ。会社全体で同じ課題感を持っているかもわからないし、たまたま隣に座った社員がどう思っているかみたいなのもわからない。個人でコミュニケーションをとることは簡単にできるのですが、全体の一体感がでるかはなかなか難しいなぁと思います。なので、今のやり方のままだともっと人が増えてきたときにどうなるかという心配はあります。


渡部:たしかに。今だからなんとなく成り立っている状況もこれから課題としてより顕在化してくると思うので、それをどう改善するかは、とっくんや木暮くん、これから入社してきてくれる人たちと一緒に考えていかないといけない課題だとは思います。


木暮:僕も同じ課題を感じていて、今の規模だからみんな同じ方向を向いていられるけど、人数が増えたらうまく回らないと思っています。一方で、ただアナログにみんなで集まりましょう、といって解決するような問題でもないので、どうやったらいいのかなぁと漠然と考えています。まずは今の段階で各職種ごととかでコミュニケーションが今より円滑な状態を目指すにはどういうことが必要かというのを試してみて、それぞれの形を見つけるトライはしてもいいかもと思っています。限られたブロックでも解決策を見出すのは難しいと思いますが。

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