Kaizen Platformのデータ処理基盤「Data Platform」のご紹介

はじめまして。Kaizen Platformのアプリエーションエンジニアの眞井(@yasu01)です。
今回は、私が2020年を通して開発してきたData Platformというデータ処理基盤についてご紹介します。

背景

Kaizen Platformの創業当時から提供しているサービスとしてKAIZEN ENGINEというものがあり、お客様のサイトにJavaScriptのコードを設置することで、サイトへアクセスしたエンドユーザーのサイト行動ログをデータレイクに蓄積される仕組みを提供しております。
そのデータは膨大で、そこで蓄積されたデータを分析することで、Site AnalyticsLift Reportなど様々な集計を施し、これまで様々なレポートを生成・提供してきました。

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共同研究体験記: 広告再生回数と効果低下の関係

こんにちは❗️筑波大学システム情報工学研究科社会工学専攻2年の渡邊と申します。2020年4月から現在に至るまでKaizen さんと共同研究をしていました。

2月に修士論文として提出し、 3月には卒業予定である為、 最後に携わらせて頂いた研究についてせっかくですので振り返らせて頂きます🙆🏻‍♂️

きっかけ

昨年3月までは最適化系の研究をしており、4月から新しい研究テーマを探していた中同じ研究室の先輩から「技術面に明るい人が多い+仕事のような姿勢で研究できる」とお勧めされました。  

当時データ分析関連の研究に興味はあったもののロクにSQLも触ったことがなく、Pythonを動かせる程度の自分にとって「何でもすぐに質問できる」という環境もありがたかった為、指導教員にお願いして4月からチームに加入させて頂けることになりました❗️

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Serverless Frameworkで作るお手軽アプリケーション

Kaizen Platformでアプリケーションエンジニアをしている白井(@kaito2280)です。

今回はServerless Frameworkを使ったお手軽アプリケーションの作成をtips等を交えてご紹介したいと思います。

Serverless Frameworkとは

サーバーレスのアプリケーションを作るのに便利な構成管理ツールです。オープンソースのCLIとServerless社がホストしているダッシュボードがあります。

今回の例はこのCLIを利用してアプリを作成します。

Serverless Frameworkでは、AWSやGCPなどのプロバイダーに対応しています。対応プロバイダーはこちら

今回の例では、AWSのLambda/API Gateway/S3/Cloud Frontを利用します。

Getting Started

aws-cli, nodeの設定が完了している前提です。

今回は社内で多く採用されてる言語のRubyを使用することにしました。

まずは、下記のコマンドを実行してみてください。

npm install -g serverless
serverless create -t aws-ruby -p myserverless
cd myserverless/

こちらでmyserverlessディレクトリにhandler.rbserverless.ymlの2つのファイルが作成されていることがわかります。

この状態で

sls deploy

を行うと、Lambdaの関数が作成されます。(slsserverlessの短縮形です。)

また、handler.rbに定義されているhello関数を叩く場合、

sls invoke -f hello

を実行することでhello関数を実行し、その結果が返ってきます。

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プロダクトに関することを全部やる。それが、プロダクトマネージャー

皆様お久しぶりです。Kaizen PlatformでCTOをやっている渡部です。

先日、プロダクトマネージャーというキャリアについてインタビューをいただきました。 eng.kandc.com

良い機会なので、プロダクトマネージャーとしての仕事観と、これまで Kaizen Platform でやってきたことを振り返ってみたいと思います。

プロダクトマネージャーの仕事は企画職?

アイデアに価値はない、実行にこそ価値がある

Google創業者のラリー・ペイジさんも言っています。 アイデア自体には(その時点では)価値はなくて、より良い形で実現するための実行(エクセキューション)にこそ価値があるのだと。

プロダクトを何のために作るのか? という問いに皆さんは答えられますでしょうか? いろんな答えがあっていいと思いますが、私は迷わずこう答えます。

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インターン生活を振り返って

エンジニアインターンの舩越です。

Kaizen(※) でインターンを始めてちょうど 1 年程経つので、ここらでインターン生活を振り返ってみようと思います。

※ Kaizen: Kaizen Platform の略称。

なぜ、Kaizen のインターンに応募したか

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調べてみたところ、Kaizen のインターンに応募したのは 2019-12-21 でした。この時はちょうど就活中で、一通り業界を見終えて、「エンジニアになりたいかも・・・!」と思い始めた頃でした。しかし、エンジニアが実際にどんな仕事をしているかなどは曖昧だったため、「じゃあ実際に働いてみっか!」と思い立ち、インターンを探し始めました。

Wantedly を眺めていて「ここ、徒歩 1 分(※)じゃん!(ポチー」ということで申し込んだのが、Kaizen のインターンでした笑

※ 当時住んでいたアパートから。

参考までに「インターン応募時のスペック」を載せておきます。当時の自分は知識も技術力もありませんでした。

  • 就活中の M1(工学系)
  • コードを書くのが大好き(技術力があるとは言ってない)
  • Python でちょっとしたスクリプトを書けるくらい(アプリなんてもちろん作れない)
  • Rails チュートリアル挫折
  • HTTP?キャッシュ?ポート番号?Docker?なにそれ美味しいの?状態

多分、「コードを書くのが大好き」と言う部分が伝わって採用に至ったのかなと思っています笑

「向いているかどうか」より「好きかどうか」が重要ですよね、うんうん。

Kaizen のインターンの良いところ・悪いところ

実際に 1 年働いてみた自分が思う、良いところ・悪いところを列挙してみます。Kaizen のインターンに興味がある方向けになるかと思います。

良いところ

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