エンジニアインターンの舩越です。
Kaizen(※) でインターンを始めてちょうど 1 年程経つので、ここらでインターン生活を振り返ってみようと思います。
※ Kaizen: Kaizen Platform の略称。
なぜ、Kaizen のインターンに応募したか
調べてみたところ、Kaizen のインターンに応募したのは 2019-12-21 でした。この時はちょうど就活中で、一通り業界を見終えて、「エンジニアになりたいかも・・・!」
と思い始めた頃でした。しかし、エンジニアが実際にどんな仕事をしているかなどは曖昧だったため、「じゃあ実際に働いてみっか!」と思い立ち、インターンを探し始めました。
Wantedly を眺めていて「ここ、徒歩 1 分(※)じゃん!(ポチー」ということで申し込んだのが、Kaizen のインターンでした笑
※ 当時住んでいたアパートから。
参考までに「インターン応募時のスペック」を載せておきます。当時の自分は知識も技術力もありませんでした。
- 就活中の M1(工学系)
- コードを書くのが大好き(技術力があるとは言ってない)
- Python でちょっとしたスクリプトを書けるくらい(アプリなんてもちろん作れない)
- Rails チュートリアル挫折
- HTTP?キャッシュ?ポート番号?Docker?なにそれ美味しいの?状態
多分、「コードを書くのが大好き」と言う部分が伝わって採用に至ったのかなと思っています笑
「向いているかどうか」より「好きかどうか」が重要ですよね、うんうん。
Kaizen のインターンの良いところ・悪いところ
実際に 1 年働いてみた自分が思う、良いところ・悪いところを列挙してみます。Kaizen のインターンに興味がある方向けになるかと思います。
良いところ
- 「やってみたい!」と言えば FE、BE、インフラなんでもチャレンジさせてくれる(※)
- 設計段階から携われる
- プロのコード見放題・プロからのレビューもらい放題
- みんな優しい(Kaizen 全体の雰囲気が良い)
- チーム開発が経験できる
- フルリモートである
※ FE: フロントエンド、BE: バックエンド。ちなみに主な使用技術としては FE が React(TypeScript)、BE が Rails です。
当時の自分はちょっとしたスクリプトを書けるくらいだったので、BE の開発から入りましたが、FE の開発もやってみたいと思っていました。そこで、ある日「TypeScript も React もよく分からないけど、FE やってみたいです!」と言ってみたら「いいよ!」とすぐに FE のタスクを振ってもらえました。これがきっかけで FE の知識もたくさん身につきましたし、なにより FE 開発の楽しさに気づくことができました 😊 また、インフラに関しても、やりたいことに対して適切な権限をもらえます。社内で使うアプリを作った際も「せっかくなら CI/CD 環境の準備も自分でやってみると勉強になるよ!」と言ってもらえました。おかげさまで、FE、BE、インフラという風に Web アプリ全体を俯瞰できるようになりました。「やってみたい!」と言えばなんでもチャレンジさせてくれる環境
はとてもありがたいです。(そもそも常日頃から Kaizen のインターンでは「今の自分ができるタスク」ではなく「今の自分じゃ少し難しいタスク」に挑戦させてくれるので、周りの多くの人に支えられつつ、どんどん成長できます!)
加えて、設計段階から携われる
ので、状況によっては仕様自体に物申す事もあります。(インターン生の意見も 1 エンジニアの意見として受け止めてもらえるのはとてもありがたいです。(※))おかげさまで、CS の方々やお客様からいただいたフィードバック・要望を技術でどう解決するかということだけではなく、そもそもこの要件は本当に必要なんだろうかということも考えられるようになりました。ただ言われた通りに解決するだけではなく、本当にやりたいことは何かを確認して、エンジニア的視点から「この要件はこうした方がもっと良くなると思います」ということを PM の方に伝え、意見をすり合わせながらゴールを目指す・・・これはとても良い経験になっていると思います。
※ Kaizen Platform のエンジニアインターンのご紹介の「インターンの働き方・指針」にもある通り、インターン生はほぼ社員です。
その他にも、GitHub 等でプロのコード見放題・プロからのレビューもらい放題
なので、コードの読み進め方や変更に強い高品質なコードの書き方がだんだんと分かってきたり、インターン生 1 人に対してメンター 1 人がつくので、困ったことがあればすぐに相談できたりもします。(みんな優しい
ので、ほぼ社内の人全員がメンターとも言えます笑)
上記で挙げたもの以外にも、
- 実際の業務(の流れ)を知れる
- サービスが作られていく過程を知れる
- どんな技術がどういった運用をされているのかを知れる
- どのポジションの人がどういった仕事をしているのかを知れる
- 0 → 1 ではなくグラデーション的に社会人になれる
など、良いところを挙げ出したらキリがないのでこの辺にしておきます・・・(それだけ Kaizen のインターンに満足しているということです 🙆♂️)
悪いところ
- 特に思いつきませんでした 😊
強いていうなら、以下に該当する人には厳しいかもしれません・・・💦(あくまで個人の感想です。)
- 何かしら学べたら良いやという受け身な人(自学する意欲がない人、目標がない人)
- フルリモートだとなんかダラけちゃうなぁな人(自己管理能力が低い人)
- 論理的に考えられない人(なぜ?を追求できない人)
- 技術にそこまで興味がない人
- 一定以上の責任感がない人
- 素直じゃない人
書いてて、別にこれって Kaizen のインターンに限らずだなぁと思いました笑
どの会社でも、なんでもかんでもおんぶにだっこな指示待ちエンジニアはアカン!😱
Kaizen のインターンで得たもの
まず、ここでは到底書ききることができないほど多くのものを得ました。 「インターン応募時のスペック」を考えると、とんでもない成長というかこれはもう進化、いや、種が変わって「人間ではない何か」になっているかも・・・というくらい変わりました。(成長速度が独学に比べて圧倒的に爆速)間違いなく自分の人生のターニングポイントになったと思います。
インターンで得たものは先の良いところでもちょこっと紹介しましたが、ここでもまとめておきます。(あくまでもほんの一部です。)
- ビジネスマナースキル(ビジネスマナー・コンプライアンス研修がある)
- テキストコミュニケーションスキル
- 質問力・ヘルプを求める力
- エンジニア的視点(からビジネスに物申す力)
- Web 全般の知識・Web 開発の知見
- 1 人で Web アプリを作りきる力(FE、BE、インフラ、CI/CD)
- 常に 1 次ソースを参照する習慣
- 様々なツールの使い方
常に 1 次ソースを参照する習慣
は、今となっては当たり前ですが、インターン参加前の自分は(意識すら)できていなかったなぁと。
質問力・ヘルプを求める力
に関しては、インターン参加前から質問というのは相手の貴重な時間を奪って助けてもらうことと認識していて、自分がどこまで分かっていて、どこから分からないのかを明確にし、必要なコンテキストも添えて簡潔に伝えられるように心がけていました。現在は、より意識するようになったかと思います。
これらに加え、メンターとの対話(※)の中で自分のエンジニア気質も見えてきました。
※ Kaizen のインターンでは、2 週間〜1 ヶ月に 1 度の頻度でメンターとの 1on1 があり、ここではインターンに関する質問とは別に最近の悩みやキャリアの相談など、なんでも質問できます。
メンターである木暮さんと話していて分かったのが、自分は技術を極める!というよりは、それらの手段を組み合わせて何か 1 つ動くものを作りあげることに楽しさを感じるということです。世間では好評の Progate や Rails チュートリアルのような教材が自分にはどうも合わないと思っていたのですが、ようやく合点がいきました。自分の場合は何か作りたいものが先にあって、技術はあくまで手段というタイプのようで、ただカリキュラム通り進めていくのがあまり肌に合いませんでした。(言われたものを言われた通りに作る力ももちろん大事です。)
「Kaizen のインターン生として、実際にお客様にご利用いただいているプロダクト(KAIZEN Ad)の開発に携わりつつ、エンジニアリングを学べる環境に居られることはとても幸せなことだなぁ。」と改めて気づかされました。
最後に
インターン生活を振り返ってみると、Kaizen のインターンに参加したことで「エンジニアになりたいかも・・・!」
は「エンジニアになりたい!」
という確信に変わり、さらにそのまま学生
から🐤 エンジニア
になっちゃったなぁという感じです 🏃♂️💨
Kaizen の皆様には、日々大変お世話になっております!おかげさまで、楽しいインターン生活を送れています 🙇♂️
これからもよろしくお願いいたします!!!